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番外編 書記様の想い
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俺は何て幸せモノだろ。
初めはランキングとか興味も無かったし、それでなった生徒会もそれなりに楽しめた。
会長は近づきがたかったけど、ちゃんと仕事の指示を出してたから分かり易かった。
そんな時に現れたのは、見た目マリモ頭で瓶の底みたいなメガネをした子。
初めは近づきたく無かったけど、
『俺は分かってるぞ‼︎無理に喋らなくて良いからな‼︎』
そう言われたのは初めてだった。俺を初めて理解してくれたって思った。好きなったって思った。でも、
『海路喋らなくて良いぞ‼︎』
って、何回も言われて喋らせてくれなかった。分かったことは、
星は喋らなくて良いぞじゃ無くて、喋らせないって事が分かった。
俺は喋れる‼︎ただ、対人恐怖症なだけで、片言なら喋れるもん。
でも、それも言えないし、会長にも分かって貰えないって思ってて、先延ばしにしてて、
好きじゃ無く成ってたのに、それを認めたく無かった。
そんな時に、会長から生徒会に戻って来てイイって言われて!凄く嬉しかった。
やっと、放れられた。自分で、
「かい・・ちょ。ゴメン・・なさい。これ・・は、ちゃ・・やる。」
って、ちゃんと言えなかったのに、
会長は、
「あぁ。勿論だ。」
納得してくれた。もぅあんな想いなんてしたく無い。自分で思った事はちゃんと自分の言葉で言いたい。
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