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番外編 頂点同士の日常 ④
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あれから、何とか怒る弥生を宥めて、次は昼を食べる為にフードコートへと向かった。
「弥生。奢るからな、何か食いたいモノでもあるか?」
「マ○クは?」
「今の時期は絶対ダメだ‼︎変な混入物あるぞ?」
「そうだけどさ、じゃあ、鉄板物にする。」
「そうだな。」
もし、弥生の頼んだモノに異物が混入してたりしたら、内にいた糞マリモみたく、最悪な事を言ってしまうかもしれない。それだけはなんとしてでも避ける為に説得して良かった。
だから適当に見つけ、俺はステーキを、弥生はハンバーグを頼んだ。因みに値段は学園の食堂の10分の1と言ったところか。まぁ、学園のは素材が良いからな、仕方ないか。
「ふぅ、食った食った〜。だが、なんか足りねぇかも。」
「確かに、アイスでも食べようよ。サー○○ーワン。」
「だな。だが、俺は甘いもんは苦手だからな、甘さ控えめなのにするよ。」
「それじゃ、俺は逆に超甘いのにするか。」
「はっ⁉︎それじゃ、あ〜んって出来ねぇじゃんか。」
「そんなにシタいの?」
「そりゃそうだろ?未だに周りにいる奴らに見せ付けてやりてぇからな。」
「仕方ないな。じゃあ、お互いカップをシングルにして、食べ合いっこしよっか。」
「おぉ。そう来なくっちゃな。」
『いらっしゃいませ〜。何になさいますか?』
「う〜ん、じゃあ、ウインターホワイトチョコレートにします。紫苑はどうする?」
「じゃ、そこまで甘くなさそうな、ほうじ茶にするか。カップでシングルをこの二つお願いします。」
『畏まりました。しばらくお待ち下さい。』
5分後、
『お待たせしました。』
「ありがとうございます。紫苑。ハイ。」
「サンキュー。」
それで近くのイスに座って、
「じゃ、やろっか。あ〜ん。」
「あ〜ん。甘っ、だが、美味いな。」
「良かった〜。出来る限り控えめの選んだから。じゃ、次は紫苑ね。」
「あ〜ん。」
「あ〜ん。あぁ、確かにほうじ茶の味するよ。美味い。」
そうして、偶に食べ合いをしながら、周りにいる女達に見せ付けた。
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