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「く、来るな……!」
「どうしてですか?俺の封印を解いたのは貴方ですよ?」
阿川はわけのわからないことを言うと、ぎらついた目で俺のことを見てきた。その目は欲情している目だった。その眼差しに俺の身体は再び熱くなった。
たまらずベンチから離れると、近くにあった無人の喫煙所に逃げ込んだ。その後を奴が追いかけてきた。
「――逃げないで下さいよ。葛城先輩が煽れば煽るほど、欲しくてたまらないじゃないですか?」
「なっ……!?」
阿川はそう言うと俺を壁際に追い詰めた。壁にドンと両手をつくと、ジッと見つめてきた。その視線にみつめられると体が急に熱くなったのを感じた。
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