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愛と狂気の狭間
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「ふふふっ、まるで追い詰められた仔猫の様ですね?そんな風に怯える葛城さんが可愛くて仕方ないです」
そう言って阿川は俺を壁際に追い詰めた。ジリジリとあいつの熱が伝わってきた。そのたびに俺は奴を意識した。
「葛城さん。まだわからないんですか?俺はずっと貴方が好きでした。といっても、俺の勝手な片想いですけどね…ーー」
「あ、阿川……!?」
その言葉に衝撃を受けると、阿川は俺の口をキスで塞いできた。強引なあいつのキスに俺は流された。その度に拒めない自分がいた。
「や、やめっ……!」
「葛城先輩、貴方が好きです……!なにもかも、奪い去ってしまいたいほど俺は貴方をーー!」
「ンンッ……!」
阿川は荒々しく、俺にキスしてきた。そしてそのままキスを続けた。足下が立っていられなくなるとガクッと下に落ちた。すると阿川が俺の体を受けとめた。
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