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「な、なんの真似だっ……!?」
「そうやって拘束されても強気な態度とか、葛城さんらしいですね。でもその強気な態度がいつまで続くでしょうか?」
「な、なんだと……!?」
阿川はズボンのベルトを緩めると、それを俺の両手に縛ってあるネクタイに固定してそのまま上に縛り上げた。
「うっ……!」
「ふふふっ。体の自由を奪われる快感は、ゾクゾクしますか?俺はゾクゾクしますよ。気高い貴方を、こうして凌辱できるんですから――」
「俺の封印を解いたんだから覚悟して下さいね?」
そう言って阿川は俺の首筋にキスをしてきた。
「なっ、なんのつもりだ……!?」
「俺に何をする気だ……!?」
「阿川いい加減にしろっ!!」
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