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あいつは身動きがとれない俺のことを良いことに、下半身を触り続けた。そして、耳たぶを甘噛みしてきた。その快感に身体はゾクゾクした。もう自分の体じゃないような、そんな支配が続いた。
「ふふふっ。いいこと教えてあげます。俺はずっと貴方をみてたって、言いましたよね?」
「ンンッ……!」
「そう、俺は貴方をみてた。はじめは貴方のこと、高飛車で嫌なヤツと思ってましたけど、たまに俺に優しくしてくれるところに惹かれたんです。それにこう言ったプライドの塊みたいな人を、自分の手で凌辱したら楽しそうだなと思ったんですーー」
「な、なにっ……!?」
「だってその方が落としたかいがあるじゃないですか?俺はそう言う男なんです。だから俺は葛城さんのことが好きでいつも見てました。"恋人"になってくれないかなってーー」
そう言ってあいつは、俺の首筋にキツくキスした。その啄むキスに身体は反応した。
「っ……!や、やめっ……!」
「この印が一層消えないまま、貴方の体に残ればいいのに…ーー。貴方を支配した証をこの体に刻んで、俺を忘れられなくさせたいです……!」
「なっ……何をバカなことを……!」
俺は阿川の狂気に呑まれそうな自分を必死で保とうとした。だが、自分の体は自由を奪われて身動きがとれない状態だった。それどころか、体は熱くなる一方だった。
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