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「貴方に酷いことしたから嫌われて当然です。いいえ、本当は葛城さんは俺に会うのも嫌なハズですよ。何せ俺は貴方を無理やりレイプした悪い奴ですから――」
阿川のその言葉に葛城は一瞬、あの日の夜の出来事を思い出した。
体の自由を奪われ、無理やり拘束されてレイプされた記憶が甦った。するとたちまち身体中がゾクッとするような寒気を感じた。
阿川のその言葉に否定は出来なかった。
彼にレイプされたのは本当のことだった。
だから余計に沈黙したまま、葛城は阿川に対して動揺を隠せなかった。
無理やり抱かれただけじゃなく、精神的な苦痛と屈辱と凌辱。そして体をあばかれ、それと同時に体に刻み込まれた快楽を知ってしまった。
一瞬でもあの記憶を思い出すと、体は一気に熱くなった。葛城は阿川を目の前に自分の熱く火照った体を隠すのがやっとだった。
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