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「じゃあ、今から二人でよ~いドンしましょうか?恋愛にスタートラインって肝心じゃありませんか?」
「スタートライン?」
「そうです。じゃあ、よ~いドンしましょう!」
「子供だな、でも何かを始めるにはスタートラインは肝心だな……」
葛城は阿川にそう言われるとフと呟い。
その瞬間、自分の頬に彼の唇が触れたのだった。
「なっ、何する……!?」
突然ほっぺにキスされると顔が一気に赤くなった。
阿川は彼の頬にキスすると、悪戯に笑って見せた。
「隙だらけですよ、葛城さん!」
「俺さっき言いましたよね。貴方を絶対に好きにさせて見せるって?だから隙あらば、ドンドン攻めますからね!?」
「こっ…こいつ……!」
「待て、調子に乗るな……!」
葛城はその言葉に再び顔が赤くなると、怒りながら逃げる彼のあとを追った。
阿川はそう言って悪戯に笑うと、落ちた段ボール箱を両手に持って非常口へと歩いたのだった。
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