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ベッドの脇に置いていた写真たてを手に取った。ずっと前に会社の社員旅行で皆と撮った写真。
あれは4月の桜の時期だった。
皆と撮った写真の中で、俺と彼が写ってる写真は、この1枚しかない。なのにこの1枚だけの写真が俺の中では一番の宝物だった――――。
「葛城さん…………」
彼のことを想うと胸が切ない。
そしてそれと同時に、心が苦しい。
そんな時、彼に恋してるいることを気づかされる。
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