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運動会始まった
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バンッバンッ
運動会当日
「おはよー!湊叶。昨日よく寝れた?俺はね、全然寝れなかった!」
寝てなくてそのテンションなら大丈夫だろと思った。
決して口には出さないけど。
俺は、野島の話を聞きながら、悠弥を探した。
「おはよっ!湊叶、野島。」
後ろから、満面の笑みで声をかけてきたのは俺が探していた悠弥だった。
「おはよ。悠弥機嫌いいね。なんかあった?」
「わかる?聞きたい?」
悠弥がテンション高いのは珍しいが、その原因はなんとなく予想出来たので、
「いや、いいよ。早く行こう。」
どうせ、内川だろう。全く気にくわない。
悠弥と野島は頷いて俺のあとをついてきた。
『運動会の開会を宣言します!』
生徒会長の言葉で、一斉にみんなが盛り上がる。
いよいよ始まってしまった。
俺らの学年の徒競走が終わり、俺は委員の仕事についた。
俺は保健委員に入っている。
それも一ノ瀬の薦めでやってるだけだけど。
救護の所には、あまり人は来ない。来たとしても、絆創膏を貼って終わるような怪我だけだった。
会いたいなぁ。一ノ瀬に。
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