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二人の決意
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次の日、俺と野島は普段どうり3人で学校へ行った。
ひとつ違ったのは、野島の顔が切羽詰まってるような怖い顔だったことだけ。
昨日のが相当効いてるのだろう。
頑張れ。そう俺は野島の後ろ姿に呟いた。
「おーい!湊叶!目がうつろだぞ。大丈夫か?」
俺はいまだに数学の時間は保健室でサボっていた。
「ねぇ、一ノ瀬。野島ちゃんと言えたかな?会長に」
俺は、座ってた椅子を立つと一ノ瀬の背中に抱きついた。
時間が止まってしまえばいいのに。なんて、ドラマの見すぎかな?
「さぁな、俺はあんまり興味無いな。黙ってればくっつくよそういうのは。」
「一ノ瀬はほんとそういう軽いよね。まぁ、らしいけど。」
一ノ瀬は、向きを変えると、正面から俺を抱きしめた。
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