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新任教師
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週末明け、学校にはある噂が広がっていた。
《新任教師が来るらしい。それで今日は、臨時朝会を開く。》
季節外れということもあって、かなりの話題になっていた。
「新しい先生って女の人かな?男の人かな?わたし的には男の人がいいなぁ。」
なんて浮かれたクラスの女子の声が聞きながら、3人で廊下を歩いていた。
「おはよう。3人とも。あの噂聞いた?3人はどっちだと思う?」
悠弥のクラスまで来たところで、俺らに話し掛けてきたのは潤の彼女の真希ちゃんだった。
「会長も知ってんだ。潤どっちだと思う?つかどっちがいい?」
「おれ?そーだな。でもまぁ男は女教師が理想だよなぁ。胸がデカければなおいいなぁ。あっ!でも、保健医もいいなぁ。」
潤が自分の理想を恥ずかしげもなくさらしていた。そしてかなり鼻の下を伸ばしきっていた。
「だってさ、真希ちゃん。」
何の気なしに真希ちゃんに振ってみた。
「サイッテー!潤のバーカ!!」
真希ちゃんは、自分の教室に入って行ってしまった。
「やっちゃったな〜潤。弁解しに行ったら?」
そう言う割には悠弥はとても楽しんでいた。潤はといえば、真希ちゃんへの弁解に必死だった。
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