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視聴覚室2
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花奈先生が行ってしまってどうすればいいか分からなかった俺はとりあえず視聴覚室に入ることにした。
「拓真。あの今日は......」
俺は家に帰りたい事を伝えようとした瞬間いきなり拓真は俺の事を抱きしめていた。
「やっと会えた。ごめんな。俺、お前の気持ち考えてなかった。ホントにごめん。もうこんな事しないから、家に帰ってきてくれ。」
拓真のこんな泣きそうな声初めて聞いた。なんだろう、なんか優越感。
「拓真、俺もごめんね。だから、今日は家に帰っていいかなって聞こうとしてたんだよ。」
俺も拓真の背中に腕を回して、力いっぱい抱きしめた。
やっとだ。やっと拓真に会えた。すごい嬉しい。拓真が大好きだ。
キーンコーンカーンコーン
「帰ろうか。俺ももう上がれるし、お前も荷物持って駐車場で待ってろ」
「わかった。」
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