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生徒会長
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〈鉄平side〉
「おい。どこだと聞いてるんだ。」
怖くて声が出ない
足がすくむ
「チッ入るぞ。」
生徒会長は部屋に勝手に入ってきた
「ダッダメです!!」
俺は生徒会長の腕を掴んだ
「は?」
「ダメです!!宗太郎、今とても傷ついているんです!犯されたばかりで……。」
緊張して、指先が冷たい
「なんだ?逆らう気か?」
生徒会長は俺をキッと睨んだ
ドックン!!
怖いっ………
何だよこの目。
生徒会長から、覇気が出ているようだ。
俺は思わず掴んでいた腕を離した
「おい!阿部!どこだ?」
生徒会長は部屋を探しまわった
「えっ!生徒会長!!?」
「宗太郎!!」
宗太郎は寝室からひょこっと出てきてしまった
「よお、阿部。お前に用があって来たんだ。
来てくれるよな?」
「えっ………あ……。」
「宗太郎っ!行くな!!」
俺は思わず叫んだ
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