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懇願
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「ほら。入れ。」
生徒会長が、そう言ったのは
大きなドアの前だった
双子が大きなドアノブを
片方ずつ握り、
二人同時に開いた
「!!?」
その先には
広ーーい部屋に
超キングサイズベッドが一つと、
なんとも殺風景な光景が広がっていた
いや………
まだあった。
カメラが至る所にあり
全てベッドに向いていた
「なに……?このカメラ……。」
「今日の事情を明日全校生徒に見せるんだよ。」
昭和が言った
全校生徒!!?
見せるっ!!?
「やっやだ!!そんなの……。」
「は?逆らうのか?」
「そーいえばぁ、
原田鉄平っていい身体してそうだよね…。」
「は!!?」
明治はそのまま話し続ける
「もし、阿部君がちょっとでも抵抗するんだったら、原田鉄平襲っちゃおうかな…。」
…………ー!!!?
「ちょっ!なんで鉄平が出てくるんだよ!?
鉄平は関係ないだろ!?」
「あ、今抵抗したな。」
生徒会長は俺をベッドに倒した
「やっ!」
「抵抗したよな?今。
鉄平どうしてやろうかな………?」
ゾクっ……ー!
生徒会長は黒い笑みを浮かべた
「ごっごめんなさい!!お願い!
それだけはっ!鉄平だけは……!!」
俺は必死に懇願した
すると生徒会長は馬乗りになってきて、
「おい、双子!
カメラのスイッチ入れて出てけ。」
と言い捨てた
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