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鉄平の身を守るため
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昨晩のことを思い出し
体が勝手に震えだした
「やっと出てきたか。」
生徒会長は壁に寄っかかり
腕を組み言った
「なっ、なんのようですか!」
後ろにいた鉄平は俺の前に来た
「鉄平……!」
「貴様昨日もこの俺様に楯突いたよな。」
生徒会長は鉄平の胸ぐらを掴んだ
「うっぐ!」
「どけよクズ。」
「鉄平!!」
そしてそのまま鉄平を押し倒した
「っ……いって……。」
「鉄平!大丈夫!!?」
俺は鉄平の元へ駆け寄った
「腕!擦り切れてるよ!」
鉄平の腕には血が滲んでいた
「こんくらい大丈夫だよ。」
「おい、阿部!
俺はお前に用があって来たんだ。
ついてこい!」
鉄平の身を守るため
これ以上抵抗したら
鉄平がっ…………。
「おい……宗太「先に教室行ってて!」
「え、宗太郎………?」
「遅れて行くから!あっ俺のカバンも
持って行っといて!」
俺はそう言い残して
生徒会長の後をついて行った
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