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宿敵!堕天使ルーちゃん登場 前半
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「ほら…
もっと
快感に身を委ねて…
墜ちるとこまで
墜ちなさい…」
「はぁんッッ……
もぅ…ダメぇ…そんなに
激しくしないでぇ…
アッアッ…んッッ…イイ
もぅ…会社なんて…
どうでもいい…
ルシファー様ぁ…
ずっとこのまま
抱いていて…ぁああんッッ!!」
ふっ
容易い…
人間は
快楽を目の前にして
いとも簡単に
身をなし崩す…
祖父の代から
続いている
大企業の御曹子は
その会社を
継いだ途端
赤字経営の実状を思い知らされる
毎日
金融界を駆けずり回り
株主に頭を下げ
やっと
手に入れた資金を
目の前に現れた
超絶美形の
この俺
堕天使ルシファー様によって
失った
そして
会社と引き換えに
快楽を選んだのだ
ふふふ
何のために
駆けずり回ってきたのか…
お前が抱えている
何千もの
従業員もその家族も
お前が
快楽を優先させたおかげで
路頭に迷うって訳だ
あははは
呆れたもんだねぇ…
社長ぉさん
「こぉーらぁああああ!!!
ルーちゃん
また邪魔したね!!
もぅ許さないんだから
どんだけ
苦労して
このボンクラ息子を
改心させたと思ってるの!!!」
「やぁやぁ
すぐにゃん♪
今日も可愛いね
ってか
ボンクラって…
アイツから
口の悪さ移っちゃやだよ…
一刻も早く
俺の所においでよ
そしたら
すぐにゃんの大好きな
イイコト
いっぱーい
シテあげるよ…?」
「だーかーらー
ルーちゃんより
僕は
ミカエル様の方が好きって
何回も言ってるでしょ!!
だからって
その腹いせに
僕のお仕事の邪魔しないでよね!!」
「なら
仕方ないね…
今回のお仕事は白紙だ
帰ってミカエルに報告して
酷く叱られて
嫌いになってしまえばいいよ」
「もー
ルーちゃんのバカぁあ
ルーちゃんのことだって
大好きだよ?
凄くキレイだし
ミカエル様より
何百倍も優しいし…
けど
ミカエル様は特別なの!!
だから
今度のターゲットも
奪還させてもらうからね!!」
遅れましてこんにちは!
桃尻天使すぐにゃんです
今回は厄介です
というか…
今回も厄介です
僕たちが住む天界?にも
やっぱり
悪を好む者も
存在しちゃったりして
悪魔だったり
堕天使だったり…とかね
その中でも
堕天使は
天使の天敵…
僕たちが頑張って
改心させた人間も
堕天使は
堕落の道へと
引きずり落としてしまう…
何百年…何万年…
果てしなく
続く
天使と堕天使の戦いを見てきた
神様は
このいたちごっこを
終わらせるべく
あるルールを設けたの…
それが
「仏の顔も三度まで」
えっ?
天使とか洋風なコト
言っときながら
仏って…っていう
ツッコミはさて置き…
説明すると
改心や堕落を
繰り返していても
三回目にあたる場合は
必ず
担当した天使・堕天使・本人の
三者面談を行い
本人の意思で
どちらに転ぶか決定するっていう仕組み
で
その決定後は
一切
天界の者は関わっちゃいけないの
ソレを破ると
怖い怖ーい
地獄のお仕置きが待ってるから
未だ
ルールは破られていない
あと
でも
例外で…
どっちも経験した
人間は
完全に片方の心を忘れた訳じゃないから
本人が本気で望んだ時だけ
手助けするチャンスが貰えるの
結局
それも本人の気持ち次第なんだけどね…
それに
何回目にあたるかを知るには
ちゃんと
リストがあるので
ご心配なく♪
という訳で
このリストを元に
ルーちゃんは
僕のターゲットを
堕落させ
結果
三者面談まで持ち込んでしまう…
そうなると
勝敗は
五分…
どっちに転ぶか
正直
ターゲットの好み次第…
残りの人生も
本人次第となってしまうのです!!
これに持ち込まれると
今までの僕の努力が
無駄になっちゃう
だから
僕の手がけたターゲットが
ルーちゃんに見つからないように
目くらましの魔法を
かけてたんだけど…
今回のターゲットは
かけ忘れちゃったんだよね…
テヘペロ
「あーん
もう…作者に文章能力がないから
分かりにくいし
グダグダ長くなっちゃったじゃないかぁ
ルーちゃんのバカぁああ~」
「すぐにゃん
いやコレ俺のせいじゃないから…」
という訳で
後半に進みます!!
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