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①宮野弘樹
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「先輩.....」
佐和田の顔が近づいて俺の唇を奪った。
「っ...」
このキスは、
どんどん....
どんどん....
どんどん....
深いものへと変わっていった。
耳に届くのは、リップ音と俺の声だけ
「..っ、....さわ........んっ」
息、でき...ないっ!
俺は、佐和田の肩をもち引き離した。
「....はぁ.....はぁ.....あんた、...何考え、てっ」
佐和田は、俺を抱きしめた。
「.......」
何も言わず俺の首元に顔を埋める。
「っおい、くすぐったい....」
「.......」
俺が身体を少しくねらせ浮かせると
スルリと腰の方から服の中に佐和田の手が入る。
「?!」
「........」
腰からゆっくりと上の方に佐和田の手が上がってくる。
「やっ、め.......やめろ!!」
俺が大声を上げるとピクリと小さく動き、
スルッと服の中から手が引いていく。
「...すみません.....」
佐和田は、ゆっくりと俺の上から退いていく。
俺は、すぐに起き上がり
少し乱れた服を直し、かばんを持って
急いで部屋から出た。
その間、佐和田の顔は前髪で
どんな表情をしてるのか、分からなかった。
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