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木兎×赤葦 高校生活編 『夕食』
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<木兎目線>
気まずそうな顔で目を背けた赤葦に強引にキスをした。
「…ん…ふ……んぅ…っ…。…やっとこっち向いた」
久々に赤葦を正面から見た気がして、思わず笑みがこぼれる。
「!!強引すぎです!…どいて下さい。帰ります」
「嫌だ!なんで赤葦が怒っているのか聞くまで帰さないっ!」
「なんでそんな頑固なの!?」
「だって赤葦はいつも自分の気持ち言わないじゃん!
俺は言ってほしいよ…赤葦のこと…なんでも知りたい!」
「………」
再び目を背ける赤葦にらちがあかないと思い
「ちょっと来て」
有無を言わさず自分の部屋に連れて行った。
<赤葦目線>
木兎さんからの夕食のお誘いは今まで断ったことがなかった。
少しでも一緒に居たいし…
でも、今日はもう…
木兎さんの家に着き、
自分の家に帰ろうとした瞬間、急に腕を掴まれた。
……断ったのはまずかったか…?
玄関で文句を言われるだけかと思いきや
いきなり押し倒されてキスまでされた。
「!!強引すぎです!…どいて下さい。帰ります」
「嫌だ!なんで赤葦が怒っているのか聞くまで帰さないっ!」
「なんでそんな頑固なの!?」
「だって赤葦はいつも自分の気持ち言わないじゃん!
俺は言ってほしいよ…赤葦のこと…なんでも知りたい!」
「………」
この人、本気出すとちょっとこわいとこあるんだよな…
なんて思いながら抵抗もせず
「ちょっと来て」
大人しく木兎さんの部屋に引っ張られていった。
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