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勉強。
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あれから翔の実家に行くことはなかった。
紫苑にも会ってない。
いまだに気になっているのは
あの時の俺の感情。
なんであんな感じになったんだろ…?
かっこいいからかな?
優しい一面を見れたからかな?
モヤモヤするー…
「…ゅん‼︎」
うーん…わかんないなぁ…。
「駿ってば‼︎」
「え!?あ‼︎ごめん‼︎考え事してた‼︎」
「受験近いんだから…勉強に集中しようよ…」
「うーん…だってわかんないんだもん。」
「確かに…。あ‼︎」
「どうしたの?」
「兄さんに頼んでみようかな‼︎家庭教師的な‼︎」
「紫苑さんに!?」
「そうそう‼︎兄さん、めちゃくちゃ頭良いんだ‼︎」
「まじかっ‼︎俺も教えてほしい‼︎」
「じゃあ頼んでみよう‼︎」
翔の兄ちゃん、確かに頭良さそうだったもんな。
それに、前行ったときのモヤモヤも解決するかも‼︎
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