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出逢ってしまった。
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「お前、名前は?」
「あ…柿崎駿です。」
「駿…か。お前 道で倒れてたんだぞ。」
「えっ…じゃあ…助けてくれたんですね。…ありがとうございます…。」
「どういたしまして。飯は?」
「いらないです…。」
「そうか。まぁ今日はゆっくり休んでいけ。」
「…でも」
これ以上迷惑かけるわけにはいかないよね。
助けてもらったし…
家に帰って寝れば…
「また倒れでもしたら、助けた意味ねぇだろ。」
「まぁ…そうなんですけど…」
これ以上迷惑かけるわけにはいかないってのもあるけど
見るからに怖そうで
なんか危なそうな人の家に泊まるって…
ちょっと不安だしなぁ…
黙ってどうしようか考えていた俺の心をよんだかのように
篠宮さんが声をかけてきた。
「まさか、俺が怖いの?警戒してる?」
「えっ!?い、いやっ…」
「図星、か。」
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