アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
嫌い。
-
やだ…やだやだやだやだ!!
兄ちゃんとキスなんて!!
しかもこんなキス…
「んっ…痛……」
兄ちゃんの口から少し血が流れてきた。
俺は深いキスをされ
手も足も動かなかった
だから噛んだ。
兄ちゃんの舌を。
そんなちぎれるほど強くは噛まなかったけど…
「兄ちゃんのバカ!!兄ちゃんなんか大っ嫌いだ!!」
「駿…。」
こんなことまでするなんて!!
兄弟なのに
血も繋がってるのに。
嫌いだ。
兄ちゃんなんか…
やっと開放された俺は
服を急いで着た。
「もうしばらく帰ってこないから!!」
そう言って俺は家を出た。
家を出ようとしたとき、かすかに兄ちゃんの声が聞こえた。
「駿…待って…」
って。
しばらく兄ちゃんの顔なんか見たくない。
いつも優しかった兄ちゃんが
そういう対象で俺の事をみてたなんて…
家を出たのはいいけど…
どこに行ったらいいんだろう…
翔に電話してもでてくれないし…
篠宮さんのところに戻ろうかな。
あの人のところに行けば俺を隠してくれそうだし…
そうしよう…
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
107 / 214