アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
結果。
-
「…っ…ほんとに…ごめんなさい…」
「謝ることねぇよ。それがお前の本心なら俺は構わない。」
「…っ…」
罪悪感とか…
色んな感情が混じって涙が止まらない。
「本当に…本当に…っ…楽しかった…ありがとう…」
「なんとなく…わかってた。あの日、公園で紫苑と会ったときの駿の顔を見て…。」
「…え…っ?」
微かに微笑んで
でも切なくて…
徹のこんな顔…初めて見た…
「…俺を見てるときと、紫苑を見てるときの駿の顔はさ…やっぱちげぇんだよな…」
「……っ?」
「短い間だったけど、さんきゅーな。俺も楽しかったし…幸せだった。」
「っ…。ほんとに…ありがとうございましたっ…!!」
「ぜってぇ幸せになれよ?また何かあったらいつでも来い。話聞くくらいならいつでもできるから。」
「…あ…っ…ありがとう…」
「紫苑の家までおくってやるよ。あぶねぇから。」
「い、いいよ…自分で行けるから…」
「俺がそうしてぇんだよ。最後のワガママだ。付き合ってくれよ。」
「わかった…ほんとにありがと…」
俺は徹の車に乗り
紫苑の家までおくってもらうことになった。
本当にこれでよかったのかな…
やっぱ紫苑が好き…
そういったときの徹の顔を見たら…
本当にごめんなさい…
今まで本当にありがとう…
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
158 / 214