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あなたのところへ。
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徹から貰った飴を食べ終わる頃
紫苑の家に着いた。
どうしよ…
まだ考えまとまってないし…
告白し直すって決めたけど
なんて言ったらいいんだろ…
えっと…
んー…
「ほら、着いたぞ。行ってこい。」
笑顔で俺を紫苑のところへ送り出してくれる。
「徹…ほんとにありがとう…」
「いいって。早く行かねぇと、誘拐すんぞ?」
「わ、わかったっ。い、いってくる…。」
「あぁ。じゃあまたな。」
「うん…ばいばい…」
俺が紫苑の家のインターホンを鳴らした後、
徹は車に乗り
手を振った。
そして、その高級車を走らせ
自宅かどこかへ向かっていった。
徹の車を見送っているとき
俺の後ろで扉が開く音がする。
すごく低い声が
俺に。
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