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あなたのところへ。
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「…っ!!…駿…」
「し、紫苑…」
やっぱ紫苑は
かっこいい……
声を聞いただけで頭の中が真っ白になっちゃうくらい。
ドキドキする…
「まぁ…入れ。」
「お、お邪魔…します…」
紫苑の家。
紫苑の家の中はいつも甘いいい香りがする。
俺は紫苑の大きな背にみとれながら
あとをついて行く。
紫苑になんて言うかを考えるのも忘れて。
広いリビング
そこのソファーに腰掛ける。
ふわふわだぁ。
昔ここで翔と一緒に
勉強教えてもらったっけ…
俺の隣に紫苑が座る。
それだけで心臓が止まってしまいそう…
「え、えっとぉ…紫苑…」
「なんだ。」
「やっぱり…その…」
「………。」
そ、そんなに見つめないでよっ…
緊張して喋れないよ…
ドキドキがぁ…
「おっ、俺っ!!…紫苑のことが好きっ!!大好きっ!!」
「…っ!?」
い、言えたぁ…//////
なんか変な言い方になっちゃったけど…
「あのっ…だ、だからっ…。」
緊張やら恥ずかしさやらで
涙がでてきそう…
「お、俺と付き合ってくださいっ!!」
「……駿。」
「…わっ…」
あ…あったかい……
紫苑が抱きしめてくれてる…
もうだめ…
「俺も好きだ…」
やば…もう涙我慢できない…
俺の目から涙がぼろぼろと
溢れ出してくる。
緊張と恥ずかしさと…
何よりも嬉しさで。
ずっとずっと待ってた。
紫苑からの言葉。
やっと俺を好きになってくれた。
「しおんっ…あ、ありがっ…とうっ…」
泣きすぎてうまく喋れない。
ほんとにほんとにありがとう
紫苑…大好き。
ずっとずっと大好きだもん…
「こちらこそ、ありがとう…」
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