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本当のデート。
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「さて。」
紫苑と二人で車に乗った。
「え?」
「保護者の許可も得たわけだし、どこか行きたいところはないか?」
「うーん…って、その前に ありがとう。紫苑。」
「ん?」
「兄ちゃんのこと…」
「べつに礼はいらん。ちゃんと付き合う覚悟もできたし、幸せにすると決めた以上 当たり前のことだ。」
「ありがとう。」
「いいんだ。」
「俺、アイス食べに行きたい。」
「アイス…わかった。」
運転手の白井さんに
アイスがうまい店に
行ってくれと
紫苑は伝え
どこの店に行くかもわからない状態のまま
車は進んでいる。
「紫苑。」
「なんだ。」
俺の目を見る紫苑の目が
すごく綺麗で
太陽の光が当たってラキラしてる。
かっこいいし…
綺麗だし…
優しいし…
また紫苑にみとれちゃってる…
「どうした?」
「……大好き。」
「俺もだ。」
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