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木。
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店員さんが…
なんだろ。
「お客様、当店の来店者百組目になりましたので その…こちらの木の苗を記念に植えていってくれませんか?」
木…?
「すごっ!!俺らで百組目だって!!」
「ほう。植えていくか?」
「うんっ!!」
店員にもらった木の苗を
決まった場所に植える。
穴掘って…
苗入れて…
土を被せて…っと
「完成ー♪」
「ありがとうございました。よろしければ、またお越しください。」
「はぁい♪」
「よかったな。」
また紫苑が微笑んだ…
かっこよすぎ…
「紫苑…ほんとにありがとうね。」
「また来ような。」
「…う、うんっ!!////」
「次はどこに行きたい?」
「ん〜…」
どっかいいとこあるかなぁ…
紫苑も楽しめるところがいいし…
でも、今日はなんかもう満足したっていうか
念願のデートもできたし
「今日はもう満足かも。また今度…どっか、一緒に行ってくれたら嬉しいな…」
「わかった。じゃあ、帰るか。」
「うんっ」
車に乗り
家へ戻ることにした。
楽しかったな…
紫苑とデート。
また…来れるよね。
「あのさ…できれば…だけど…」
「ん?」
「あの木…月に1回とか…無理なら半年に1回とか…一年に1回…とか…。一緒に見に行きたい…」
「あぁ。そうだな。行こう。」
「ほんとっ?…じゃあ…約束してくれる…?」
「約束だ。」
「ありがとうっ!!」
紫苑と約束だ…
楽しみが増えた。
きっとあの木が大きくなっても
一緒に見に行けるよね…
何回も…見に行けるよね…
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