アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
捨て…。
-
家に着き
子猫たちを連れて
家の中に入る。
入ったと同時くらいに
インターホンがなった。
紫苑がでて
すぐ戻ってきた。
手には見たこともないペットフードの袋。
「はやっ!!もう届いたの!?」
「あぁ。」
いくらなんでも早すぎない!?
…ま、まぁ…いっか…
これでこの子達にご飯食べさせてあげられる。
「すまない。お古しかない。」
そう言って持ってきたのは
まだ綺麗な銀色の器。
前にいた犬が使ってたやつかな…?
器の横には
HARU
とかかれている。
はるって名前だったのかな。
綺麗な器だなぁ…
その器を受け取り
紫苑がペットフードを入れる。
「いっぱい食べるんだよ。」
はじめは恐る恐る近づいて何かを確認してたけど
ご飯だってことがわかった瞬間
一気に食べ始めた。
よっぽどお腹が空いてたんだね…
食べれないほど衰弱してなくてよかった…
「あ、紫苑。この子達、このままここで飼える?」
「あぁ。」
「やった!!ありがとう!!」
ここで飼われれば
この子達も安心だね♪
もう絶対に捨てられることはないし
ご飯の心配もない。
俺もバイトして
この子達のご飯代だけでも稼がなくちゃ。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
182 / 214