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一緒。
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「も、もしもし…」
『もしもし、駿!?』
「…なに?」
『ひとついい忘れてたんだけど、お付き合いは認めるけど ずっと紫苑さんのところに住むのはだめだからね!!』
「え…。」
『たまにお泊りくらいはいいけど、まだ学生なんだから ちゃんと家に帰ってきなさい。今日もだよ!!』
「えぇ〜…」
『えぇ〜じゃない!! はいでしょ!!』
「……はい…。」
『いい子だね。じゃあ帰りは気をつけて帰ってくるんだよ?』
「は〜い……」
結局こうなるのね…
ずっと一緒にいられると思ったのに…
帰りたくないな…
「どうかしたか?」
「…兄ちゃんがずっとここに住むのはだめだから帰ってこいって…」
「…そうか。まぁ仕方ないだろうな。駿はまだ未成年だし。」
「………。」
やだ…ずっと夢だったことが現実になって
ずっとずっと一緒にいられると思ったのに…
…やだよ……
「…?どうした?」
涙が俺の頬をつたった。
やば…泣くつもりなかったのに…
「どうした…」
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