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今日の出来事。
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携帯を耳に宛てて、ベッドに横になって目を閉じる。
耳の奥に届く柔らかい声は僕の1日の疲れを一気に拭い去ってくれるほどの力を秘めてる。
しかも、僕の、僕だけの声を聞かせてくれてる彼は僕の大事な大事な、大好きな大好きな!!友希。
最近、社長と鈴木さんに嵌められて、地方の仕事も入れられるようになってしまった僕は、今日は友希のいる東京を離れて一人、大阪におんねん。
って言うてもマネージャーの鈴木さんは一緒やけど、まだ仕事ある言うて今頃市内を駆けずり回ってるんとちゃう?
なんにしろ、僕は僕の仕事を終えたから後は僕の自由時間やもん。
直ぐに部屋に戻って友希に電話したら、ちょうどご飯食べ終わってお風呂から上がった?ってほんわかした声で電話に出た。
「そうなんやー、僕まだ」
『遅まであったんやねぇ、疲れたやろ?』
「んーん、友希の声聞いたら元気出た」
『あは。俺も』
「ゆーき」
可愛い。
勝手に顔の筋肉が崩壊していく。
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