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電話
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「ね、友希、今どこ?」
『どこって??ベッドやけど…』
僕と一緒やん!
とか、しょーもないことで喜んじゃう。
ていうかホンマに僕の、おっきくなってるし…、若いわ。
「僕もベッドやねん、友希と離れてるから一緒に寝られんけど、淋しくない?」
『え?別に…』
えっ!ってマジでビビってると向こうであははと笑う声。
冗談冗談、って言った後に、
「淋しいから早よ帰ってきて?」
きっと今、いつもの首こてんをしてるに違いない。
少し頬を赤らめて、お風呂上がりでほかほかの髪を揺らして。
ああ、なんで僕はこんなとこにおんねや!
「うんっ!明日の夜には帰るから!」
って勢いよく言うたら
悟…、来週までそっちで仕事やろ?
って溜息交じりの友希。
そうでした。確かにあと6日、こっちにおらないかんやった。
なんやねん、この仕事。
とか、誤魔化されると思ったら大間違いやで友希。
「ゆーき、誤魔化してもあかんよ?電話えっちしよ?」
『悟、まだ言うてんの?!』
「やって、友希、僕のもうおっきくなってんねんもん、声聞いただけで」
『…もう(笑)』
とかいって知ってるよ?友希もホンマはエロいって、今頃段々身体が疼いてきてるって。
だから僕はそれには気付かないフリでいてあげんの。
へそ曲げられたらあかんから!(笑)
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