アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
まさか。
-
ソファーに座らせて、でも1人でしっかりとは座ってられへん友希。
ど、どうやってここまで帰ってきたん?!
アルコールのせいでウルウルしてるおっきな目。
いつも紅くてぷるぷるの唇がいつにもまして赤く熟れてるようにテカってる。
まるで食べてと言わんばかりに。
いつもはおっきく開かれた目だけど、お酒のせいでとろんと落ちたまぶたが、まるで誘っているかのよう。
ハキハキ喋れなくなった舌足らずなとこも、可愛らしさを通り越してエロさを醸し出してる。
そしてさっきの自然とした仕草。
僕の首に掛けられた腕は少しだけ相手を自分の方に引き寄せてた。
まるで計算され尽くしたかのように。
エロい…、こんなエロい友希、みたことない。
ちょっと待って!
こんな姿、外で晒してたん?!
「友希?友希?」
「ん~?なあに?」
「お酒飲んだん?ビール?焼酎?」
「んとねぇ、ビールとぉ、日本酒ぅ」
日本酒?!あかん。もしかして、
「もしかして、熱燗飲んだ?」
「うん、寒かったから熱いの飲んだぁ」
子供のようにんへへと笑いながら横に座ってる僕の肩に頭をこてんと乗せた。
ふらふらして、危ないからよっこいしょと後ろから抱き抱えるようにラッコ座り。
目に入りそうになった前髪を払ってあげて、のぞき込むと。
ちゅ。
友希からのちゅー。
かかかか、可愛いっ!!!涙
「ん、さとる~」
「友希、熱燗飲んだらあかんやん…」
「えー、なんでぇ?」
語尾がとろんとろんで堪らなく可愛らしい。
しぱしぱとまばたきをすると、その睫毛が濡れているかのように艶やかしく見えた。
「前、僕と飲んだ時に、僕の熱燗飲んで酔っ払ったやろ?」
「ん~」
唇に指を当てて考えている。
無意識に開かれた口。隙間から覗く赤い舌。
以前二人で、貰った日本酒を(また社長からやけど)熱燗にして飲んだときも、普段からあまり強い方ではない友希があっと言う間に酔っぱらい、そん時は家だったからすぐに寝かせたから、酔っ払った友希がこんなんなるなんて、わからんかってん。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
26 / 117