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ふらふら友希。
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「んへへ、おぼえてへん~」
「ちょ、友希っ」
まだまだアルコールの匂いがプンプン。
どんだけ飲まされたん。飲ませた奴絶対許さん!!
そのままぐりぐりと頭を擦り付けてきた。
と思ったらくるりと体勢を反転させて僕の膝を跨ぐように向かい合わせになる。
「さとる?」
「え、どうしたん?」
少し顎を引いて、見上げるような感じで僕を見てくる友希。
腰に腕を回して後ろに倒れんようにさり気なく支えると、一度頭をふらふらさせて、
「おしゃけぇ、のみたい」
「え?お酒?」
「うん、らめ?」
舌足らずな感じがもう犯罪級。
でも、
「ダメだよ、やってもう友希、」
「らめ、なん?」
涙が溜まったようにうるうるした目で見つめられて、めっちゃめちゃ可愛いけど、けども!
うううっ、友希のお願いはなんでも聞いてあげたいけど!!
「うう…、だめ」
「…いじわゆ」
ぷいっ。
て、横向いちゃった友希。僕のシャツを握り締めたまま。
ほほを少しだけ膨らませて、その頬に手を当てたら更にぷいっ。
酒のせいか、まだ体温が高くて暑くなったのかちょっと汗もかいてる。
「友希?」
「むー」
初めて見た、こんな…こんな…
ワガママちゃんな友希!!
可愛いっ!!!怒らせてもーたけど、めちゃ可愛いっ!!!
新たな魅力発見!!
はあはあといつものように変態思考フル稼働し始めた僕は、いやいやをするように体を揺する友希を覗き込んだ。
「やっ」
「いややないよ?友希」
「さ、とる。いじわゆ…」
口を尖らせてる。ツヤツヤした唇を。
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