アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
ゆけむり物語 5
-
鈴木さんとの関係や、この旅館の歴史なんかを少しだけ話してもらってから
「それでは、夕食時にまた参りますので、それまでゆっくりされて下さいね」
と、女将さんは戻って行った。
お茶とお菓子を食べて、まったりし始めた友希。すかさず僕は抱き寄せた。
「うわっ」
「友希~っっ」
「え、ちょ、」
「やっと二人きり」
「さと、んんっ」
車で我慢したキスをする。和室で座椅子に座っていた友希の腕を掴んで引き寄せてから顎に手を添えてそのまま唇を塞いだ。驚いた友希は僕の胸に手を置いて少しだけ押し返す。でももともと力の差は歴然とわかっている友希の抵抗はすぐになくなった。そのかわり、僕の首に腕を回す。
「んっんっ」
ちゅ、ちゅと小さな音を立てて舌を入れると、少しだけ開く友希の口。すっかり絆されたようにくたりとなった身体を抱き寄せてそのままゆっくり押し倒した。
ほんまは、僕としてはこのままえっちに雪崩れ込みたいところなんやけど、
「ちょ、まだ明るいっ」
「えー」
「えーやない!」
ぷくりと頬を膨らませて怒るから可愛すぎて僕はその身体をぎゅううと抱きしめた。そんなら、仕方ないかな。今回の旅行はひたすら友希を喜ばせるって決めてたから、友希の言う通り。
「・・・わかりました。ほなら、後でな。んふふ」
「・・・うん、あとで」
後では許可おりたぁぁぁ!
「やたっ!」
ちゅ、とバードキスをしてなんとか友希から離れた。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
76 / 117