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朝からうざいです
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木曜日。1週間の中で唯一朝練がない日。部活が嫌いなわけじゃないけどむしろ好きなんだけど朝、布団から中々出たくない。
布団が俺に行かないでと言っている。布団の誘惑は恐ろしい。
そんな布団に1時間も長くいれたのだ。そんな時間も嫌いじゃない。
久しぶりにゆっくりと眠れた気がする。鼻歌を歌いたくなるぐらいに機嫌がいい。
今日はなんだか清々しい。調子が良いのだ。最高の1日を送れそう……ではなかった。
教室のドアを開けた瞬間俺の思いは米粒よりも細かなものとなった。
教室に漂う負のオーラ。ホント勘弁して欲しい。どうして俺はこんな奴と同じ部活で同じクラスなんだ。
このオーラ、カビが好みそう。どんだけだよ。いつしか負のオーラは人々を苦しめさせる魔のオーラとなりそうだ。
……やっぱなし。想像してみたが、こいつはそんなにかっこよくない。
今から俺はそのオーラを出している主体の所へ行かなくてはならない。周りの目がビビるくらいに行けと言っている。
なんで俺なんだ。ホント勘弁して欲しい。
「テンメーッいつまでしけたツラァしてんだっ!うぜーんだよっ!!」
飛び蹴りしました。
暴力行為?いいえ、正当防衛です。
皆さんに害を振りまいていたので止めさせただけのこと。
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