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〜side story〜 ②
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マーキング。
真っ先に思い浮かんだのはそれだった。
……………………っ。
スンマセン!ホントにスイマセン!!違うんです、いやほんと。少しの出来心っていうか何ていうか。
…ごめんなさい。オレの中の天使対悪魔の戦いは悪魔の勝利となりました。
紅く染まったオレのマーキング。
……先輩自身からは絶対に見えないし他人からも髪の毛で見えないんじゃないか。
キスマークの後処理をどうしようかと考えていたその時、グイッと腕を引っ張られた感覚になっ、た…?
「……えっ?」
「夜、今日は随分と積極的だね。もしかして誘ってるのかな?」
「☆:⁂Å○✳︎×♡っ¥%〜っ!!?」
「うん、とりあえず落ち着こうか」
だったらオレを今すぐ解放してください…っ。
気づいたら先輩の腕の中。抱きしめられる体制で耳元で呟かれる耐久をオレは持っていません…。
「せ、先輩、はなして…」
「やぁだっ」
「…………。…あ、あの、い、つから起きていましたか?」
キスマークつけるところを知られてたらオレマジ死ぬ。
「そもそも眠ってないよ?」
あ、死んだ。
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