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ゆきが、すき『ゆきの誕生日編12』【エロ※無理矢理感あり】
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「泣かないで……」
瑞月の手が俺の頬に触れた。流れ落ちる涙が、瑞月の顔を濡らしていた。
瑞月の中に刺さり込んだまま、俺はそこから動けなくなっていた。
目を開いたまま、瑞月を見つめたまま、俺は静かに涙を流す。
瑞月の手がゆるりと俺の涙を拭う。
「ごめん。嘘ついて、ごめん」
やっぱり君は女性が好き、なの?
心が腐り果てる……。
愛しい人の眼に、俺はやっぱり映っていなかったのか?
1年の月日はなんだったんだ?
俺は瑞月に愛されては、いなかったのか?
「うっ…はあっ………」
ぎりぎりまで引いた腰を最奥まで突き上げた。
荒れる想いのまま、俺は瑞月の中を蹂躙する。激しく、獣のように瑞月の中を掻き回す。
「あっ……はぁんっ…、ご、めん……はぁっ、ご、……め…ぁん…なさぃ…」
俺の下で揺れながら、瑞月は切れ切れに言葉を発する。
「ゆ…き。………ゆ、…き…………、」
瑞月は必死に俺に腕を伸ばす。瑞月の眼から涙が零れ落ちる。
俺は瑞月の手を掴むことなく、両手で瑞月の腰を固定し、穿ち続けた。
はっ、はっ、と荒い息を吐きながら、瑞月は懸命に俺を受け入れる。
瑞月のモノを荒々しく扱きあげた。瑞月の中が呼応するように、きゅうっと俺を絞り上げる。
「はぁ……ぁん…………ゆき……す、きっ……」
好き?
「ぁん…………ゆきっ……」
俺の名を呼び、瑞月の中がぎゅっと俺を締め付ける。
「ゆきっ…………イって……ふぅんっ……僕の、中で……イっ、て…」
きゅうっと締め付け、絡みつく瑞月の中。俺は白濁を瑞月の最奥へと放つ。
その感触に、瑞月も俺の手の中へと白濁を吐き出した。
荒い息を吐きながら、見つめた瑞月は、ぼろぼろと涙を流しながら、俺を見て微笑んでいた。
「好き………?」
俺の言葉に、瑞月はゆるりと頷き、言葉を繋ぐ。
「すき、……ゆきが、すき」
言葉の意味を理解するまでに、どのくらいの時間がかかったか、わからなかった。
はぁはぁと荒い息を吐きながら、瑞月は必死に身体を起こし、俺の首に両腕を回す。
耳元に唇を寄せ、囁いた。
「僕は、ゆきが好き……、絢乃さんとはなんでも、ない。仕事だなんて、嘘ついて、ごめん」
少し身体を離し、瑞月は、ゆっくりと俺に口づけた。
「どこにも……いかないで…」
離れた唇で、瑞月は囁いた。
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