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幼馴染みの狂った愛
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「久しぶりだね、拓」
「ああ。」
俺、藍田 拓
そんでこの目の前にいるのは
山内 空我
俺と空我の仲はただの幼なじみ。
家が小学校ん時近くて
いつも遊んでた。腐れ縁ってやつ?
でも今は俺も空我も大人になって
お互い独り立ち&一人暮らし。
そんでもって最近は全く遊んでなかったとゆうか
交流が無かったみたいな。
んで昨日、
久しぶりに空我からメールがあって
相談したいことがあるから
僕の家に明日昼くらいに来て
だと。
まぁ今日は俺も暇だったし
行ってもいいかと来たわけ。
「で?何だよ相談って」
そう俺が聞くと
空我は「まぁ上がって上がって」
と俺を部屋の中へ案内した。
空我の部屋は初見だったが
俺の部屋とは違い綺麗に整理されていて
モノトーンでまとめられた
チリ一つ無さそうなそんな部屋だった。
俺は黒いソファーに座り
空我は台所へと向かった。
そしてお待たせと
コーヒーを注いでくれた。
「茶菓子くれ」
と俺が言うと
空我は変わらないねと笑って
俺の好きなチョコクッキーを出してくれた。
俺はさっそくコーヒーを飲み
チョコクッキーを頬張り
「相談は?」
と聞いた。
「うん。それ何だけど....
僕さ....僕ね....実は....」
とかなり言いにくそうに
口を濁す空我。
「ハッキリ言えよ」
「うん....そうだね」
「おう」
「僕....実は....さ」
「おう」
「拓が好きなんだ」
「へ?」
俺はコーヒーを一滴残さず
飲み干すと
空我の目をカッと凄い勢いで見た。
「ごめん....気持ち悪いよね、ごめん」
「え、マジ?」
「うん....本当。」
「冗談だろ?」
「本当だよ」
「コーヒーもう一杯ちょうだい
今ので喉乾いたし」
「うん....わかったけど....
拓は?僕のことどう思ってる?」
「どう思ってるって....
幼なじみ....」
幼なじみだとしか思えない
それが俺の本音だった。
それ以上に見れない。
だってそれが当たり前だろ
男どうしなんだから。
「幼なじみ以上になれない?なろうよ
ね、なろう?好きなんだ僕。
愛してるんだよ?こんなにもこんなにも!」
「....ちょ、オイ
落ち着けって....!」
空我は目を潤ませながら
俺の手をきつく握った。
「落ち着けない....落ち着けないよぉぉ!
僕....愛してるんだ拓のこと
ずっと抑えてた。初めて会ったときから好きだったけど....抑えてた
この気持ちは知られちゃいけないって....
でももう無理だよ
最近拓と会えてないせいで勉強もはかどらない....
毎日毎日毎日拓を思っては
拓の写真で自慰の繰り返し....
それが終わると虚しくなるんだよぉ....!
本物の拓としたいって
なんで僕はこんなんで出して....満足してるんだって....。
ねぇ拓....お願い....僕拓と付き合いたい
結婚したいんだよぉ..!!
拓拓拓ぅ....っ!!」
俺は幻滅した。
正直気持ち悪い。
俺の写真でオナニー?
変態だ。
気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い!
こんな奴と幼なじみだなんて....
吐き気がした。
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