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嫌悪感といつも通りの君
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「やめろよ!気持ち悪い!」
気づいたら言葉にしてた。
口に出していた。
空我は悲しそうに俺を見つめた
と思ったら空我は
「ごめん....もう言わないよ....
だけど一つだけいいかな」
「なんだよ」
「嫌いにならないで
幼なじみでいてくれる?」
本当は嫌だって言いたかった
だけど言えなかった
空我の瞳に溢れんばかりの涙が溜まっていたから。
「わかった....」
そう俺がいうと
空我はホッとしたように笑った。
「コーヒーおかわりだったよね
クッキーもいる?」
「ああ、多めで
ちなみにコーヒーじゃなくて
オレンジがいい。氷多めで。」
「注文が多いなぁ」
「うるせー」
さっきまでの嵐のような出来事は
何だったんだろうかと
思うほど空我は普通だった。
いや、普通にしてくれてるんだ....
そう思うと謝罪の気持ちが膨らんだ。
「はい、どーぞ」
空我はオレンジジュースとクッキーを出すと
俺の前のソファーにすわった。
俺はさっきの出来事のせいで
ドキドキして喉が乾いていたので
オレンジジュースを一気飲みした。
「いい飲みっぷりで」
「当たり前」
そして俺は考えもしなかった。
この先
俺の身にあんなことが
起こるなんて....
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