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拘束されたカラダ
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カチャカチャ....カチャカチャ....ガッチャン....
カチッ....カチッガチャガチャ....
聴き心地の悪い金属音で
目が覚める。
「起こしちゃった?」
空我の声。
俺は眠りにつく前の
あの会話とか何やらを思い出して
怒りをぶちまけた。
「ざけんなよ!空我テメェ!!!
気持ちわりんだよ!俺は帰る!!
テメェとなんか幼なじみってだけで吐き気がすんぜ!この変態ホモ野郎が!!」
言い終わり
はぁはぁと俺が息を整えてると
空我は笑った。
「ははっ!帰れば?帰れるならね」
「あ?そんなん直ぐに帰れるに決まって.......
............な、なんだ....これ」
まず詳しく説明すると
俺が寝てるのは多分空我のベッド。
そして一番俺が寒気がした....この拘束。
手には硬い手錠をされ
ベッドの手すりにくっつけられてる。
足も閉じれないようにガムテープで太ももとふくらはぎを止められM字開脚。
そして足首には足枷。
しかもしかも....真っ裸。全裸で
俺は寝っ転がっていた。
「なんだよ....これ....おまえ....
マジ外せよ!外せよ!!!」
「やだ」
「は?ばっかじゃねーの!キモ!
外せよ!変態!!ホモ!!ゲイ!!
気色ワル!外せバカ!!」
これでもかって俺は暴言を吐き続けた。
それでも空我は怒らない。
空我は昔から怒らない温厚な性格だった。
「拓〜、ローターって知ってる?」
普通にごく普通に俺に話しかけてくる空我
さっきまでそれが安心に思えたのに
今は違う。
ただのイラつきの対象だった。
「死ね変態」
「言葉遣い悪いよ拓ー」
「死ね」
「そんなに僕のこと嫌い?」
「死ね」
俺はどんな空我の問いかけに対しても
すべて死ねを言い続けた。
すると空我は
ニッコリと笑って俺にキスした。
「きも!やめろ!!死ね!」
「ねぇ拓?」
「死ね!」
「もう許さないよ」
拓は黒い布を持っていた。
細いハチマキのような布。
「おい!やめっやめろぉー!!」
そしてそれによって
俺の視界は暗闇へとかわってしまった。
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