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睡眠
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※桜庭君視点
「失礼します、…桐谷を引き取りに来ました。」
放課後になって、桐谷を連れて帰るため生徒会室に来たけど…反応がない。
「はぁ、……梅宮先輩?」
ソファーの方から頭が見えたので、近寄ってみると…姿勢を伸ばした状態で寝ている梅宮先輩と、梅宮先輩に寄りかかって寝る桐谷がいた。
二人でなにしてんの…(-_-;)しかも、梅宮先輩まで寝てるし。
「梅宮先輩、起きてください!」
ゆっさゆっさと揺らすものの…いっこうに起きる気配はない。
『んー………』
桐谷がうめき声をあげた、…
「…起きなかったら、BL本没収するからね桐谷。もしくは、捨てるから」
『それは、だめだって!……え?桜庭君いたの』
待って、どんだけBL本命なわけ?wここまでくると笑えてくるよ
「……おや、いたんですね桜庭君。早く引き取ってください。…手がかかるので」
嫌味たらしくこちらをみてきた梅宮先輩に一言、
「手がかかる子ほど可愛いっていいません?…帰るよ、桐谷。」
『あ、うん。じゃあ、失礼します。』
「なるほど…一理ありますね。桜庭君もまんまと桐谷君にはまったわけだ。」
そんなふうに呟いてる梅宮先輩をしるわけもなかった。
廊下を歩くたびに歩調が合わないからか、桐谷が小走りでついてくるのをみて可愛いなと思っていたのは、言うまでもない。
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だいぶ、桜庭君は、桐谷中毒のもよう…
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