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帰り道
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「…………はぁ…」
『…………』
なぜかお互い無言で、隣を歩く。
……いや、特に理由とかないんだけどさ。桜庭君が、何回もため息つくから…(-_-;)
『、桜庭君さ~…』
沈黙に耐えきれなかった俺が先制して、喋る。
『悩み、とかあるの?さっきからずっとため息ばっかりだけど…』
俺としては、ため息=恋煩い(こいわずらい)として考えたいところなんだけど!www
俺が、そんなことを考えてか知らずか桜庭君が喋り始めた。
「……悩みってほどじゃないけどさ…、好きな奴が鈍感でさ」
!!!!(/・・;)/す、好きな奴ですと!グハァッ…、
今すぐにでもぶっ倒れたい気持ちをなんとかおしとどめて、聞く
『そ、そーなんだ。どんな子なの?』
「え、バカだしマイペースだし人の気持ちを理解してるか正直微妙」
うわぁ~…そいつ大丈夫かよ……←あなたのことですよww
そこでフッと笑い、此方に目線をよこす。
「でも、…そんなバカなところも可愛いんだよね。…いまだに名字で呼んでくるし」
桜庭君のその表情を見て、本気でその人が好きなんだということがわかった。……萌え
『名字より、やっぱり名前で呼んでほしいんだ?』
「そう、その方が嬉しいんだよ。……だから、桐谷も俺の事名前で呼んで。」
『ん?俺が名前で呼ぶ事に意味があるの?(-_-;)……純平君』
「(かわいい…)まあ。…じゃあまた相談のってよね桐谷」
ツンデレな純平君をみて微笑ましく思った俺でした。
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