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ハプニング
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まさかの本番当日にハプニングが起きてしまった。
「……遅いな、まだなのかい梅宮君は」
珍しく集合時間に梅宮先輩が来ていなかった。
あの人、遅刻するなんて珍しい…ってかまさか襲われてるんじゃ…!←
ピンポンパンポーン…
突然放送が入るー…
「えー、梅宮佐助君は我々によって拘束されております。返してほしかったら~桐谷悠里!」
『え、はい?(^^;』
名前を呼ばれて、思わず返事した俺。何故俺が関係してるんだ?
「一人で、職員室まで~待ってるよ~」ブチッ…
切れてしまった放送と、重くなった空気を切り開こうと思って言った。
『……えと、いってきまs((「行かせないからね。」))(-_-;)…』
「相手がどんなやつか分からないのに、悠里に行かせられない。」
『でも、梅宮先輩がいないと劇は始まらないよ?…俺が行く!』
「……会長、俺もついていきます。桐谷だけじゃ頼りないでしょ」
純平君が珍しく、あまり毒を吐かないって事はそれだけ必死だってこと。←多分…
「わかったよ、…ただし、危ないことは絶対にしないこと。無事じゃなきゃ許さないから。」
そういわれ、肩を押された。…あ、あず兄が泣きそう。
ごめんよあず兄……少々の罪悪感。
『了解しました、会長。…桐谷悠里、任務遂行してきます!』
「いってきます会長。……桐谷は、任せといてください、命…張りますから」
「…もちろん、そのつもりだよ。…いってらっしゃい」
こうして、梅宮先輩救出作戦が遂行された。
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