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初めての人
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僕は、パンツとズボンを履いて、克樹君の部屋の床に座ってしくしく泣いていました。
克樹君は、僕の精○がついてしまった服を着がえてから、僕の隣に座りました。
克樹君は、僕の髪を撫でて
「ごめんね、痛かった?」
と言いました。
僕は、克樹君に抱きついて泣きました。
「僕、大人になっちゃった?」
と聞きました。
「うーん、どうかな? 僕とかは小学生の時にお風呂で自分でむいたよ。もっと小さい時の人もいるし、高校生でもむけない人もいるみたいだし」
「克樹君に大人の身体にしてもらった?」
「え、そうかな? な、なんかそれ、ドキドキする響きだね」
「なんだか恥ずかしい」
「でもよかった。勝平の亀○、俺が初めて全部見たんだね」
「うん、誰にも見せてないよ」
「あー、なんか幸せ」
「見るだけじゃなくて、触ったでしょ?」
「そうだね」
「ち○○○だって、他の人に触らせたことないよ?」
「そうかぁ」
「ほかにもいっぱい、克樹君と初めてしたことあるよ?」
「そう?」
「うん、いちいち数えきれないほどだよ」
「そっかー。ありがとね、勝平」
「うん」
「勝平がいてくれてよかった」
「僕もだよ」
「本当?」
「だって、僕、克樹君みたいに、あんまり、たくさん、友達いないもん」
「勝平、可愛い。ああ、勝平が女の子だったらなあ、結婚できるんだけどなあ」
「ほんと?」
「ん?」
「もし僕が女の子だったら、僕と結婚してくれる?」
「うん、いいよ」
「あれえ? まだこの年では決められないんじゃなかったの?」
「前言撤回します。勝平、可愛いすぎ。ああ、ほんとに残念」
「でも、女の子だったら、ち○○○ないから、残念だよね」
「それもそうだね。自分と同じだから楽しいね」
「うん」
「将来のことはわからないけど、今は、世界一、勝平のことが好きだからね」
「うん、ありがと」
「何十年分もいっぺんに好きでいるから」
「うん」
「だから、勝平と、ほんとには結婚できなくても、あんまり勝平のこと、好きじゃないって、思わないでほしいんだ」
「うん」
僕は涙が出てきてしまいました。
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