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公園のベンチで
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帰り道、学校のすぐ近くの、誰もいない公園に寄りました。ベンチに並んで座りながら、
「撮った動画、どうしたの?」
と聞くと
「えっと。自分のパソコンの中に入れて、鍵かけてある。絶対誰にも見せないから、消せって言わないで」
「うそばっかり。スマホに入ってるんでしょ?」
「学校に持ってくるの禁止だから、家に置いてきたよ」
「うそ、いつも持ってきてるくせに」
スマホはポケットにありました。
僕は、紙の日記帳から写して、克樹君のスマホを借りて、日記にアップしています。
ふだんは、いくら友達でも、人のものを、勝手にみたら悪いと思うので、写真など、他のところは、見たりしません。
「だめ! 見るなよ!」
克樹君のスマホには、エッチ写真や動画がいっぱいありました。
「これ、人に見られたら最悪だね」
「だから、見せてないって」
画像を見ていたら、どきどきしてきて、自分から克樹君にくっついてしまいました。
「どうしたの?」
「なんか、どきどきする」
「俺も」
それから夢中になってキスしてしまいました。
ふと気がつくと、俊也先生が目の前に立っていました。
「うわぁー!」
僕たちは、飛びあがりました。
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