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鍵は閉めない?
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「鍵閉める?」
僕は聞きました。
「えっ、そんなに、本格的にやるつもり?」
「違うけど、誰かにち○○○見られたくないと思って」
「うーん、また、叱られたくないんだよなあ。鍵閉めてたら、エッチなことしてなくても、すげ~エッチなことしたと思われそうだし」
「前、黒岩先生に疑われたもんね」
「うん、トイレのことでも、勝平、いじめられただろう?」
「いじめられたなんていうと、僕が弱い子みたいで、いやだなあ」
「弱くなくたって、ターゲットになればいじめられるんだから、今度なんかあったら、すぐに俺に言えよ?」
「うん、日記に書くね」
「俺たちは、チームなんだから、いじめられて、かっこ悪いとか思って隠すなよ?」
克樹君に、念を押されました。
克樹君は、みんなより背が高くて体が大きいので、喧嘩だと負けないと思います。それでも、ホモとかズル○けとか言われて、A君とかは、からかいます。だから、弱いからじゃないなあと思うけど、やっぱり、いじめられたって思うとカッコ悪い気がして、僕は、自分が、いじめられたと思いたくありません。
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