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罪状
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「あ、そういえば、勝平は、心理カウンセラーの先生と、面接するように。場所は、保健室で。日時は、まだカウンセラーの先生の都合がつかなくて決まっていない」
「え、なんでですか?」
「警察が来た事件があっただろう? あのことで」
「えー、また何か聞かれるんですか?」
「違うよ。勝平がショックを受けているといけないから」
「僕、全く平気ですけど」
「うーん、でも、勝平、最近、ちょっとおかしいぞ?」
克樹君が
「俊也先生をおそったことだよ」
と小声で言いました。
「あっ、そうか」
僕は、克樹君に小声で返しました。
「そのこともあるけど」
俊也先生が、言いました。
「聞いてるし」
克樹君がぶつぶつ言いました。
「君たちの、最近の行動も、心配だし」
「えっ? 俺? 俺が悪いの?」
克樹君が聞きました。
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