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想像でする※
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「ぬるぬるする」
「いっしょに手でまとめて、こすろう?」
克樹君が言った。
「うん、ああっ、ぬるぬるして気持ちいい」
「入れてるみたい」
僕たちは、想像しながらキスをした。
「想像でいきそう」
「うん。トイレ行こうか?」
克樹君が誘ってきた。
「ここでも平気だよ」
「いっぱい出ちゃいそう」
「トイレ二人で入るとまたうわさされるよ?」
僕は心配した。
「でも見られるのよりは」
僕たちは、あまり人がこないトイレに行った。
「いくっ」
「んっ」
「あっ」
誰もいなかったので、トイレの個室で、けっこう声を出してしまった。
壁やドアもガタガタいわせた。
「気持ちよかった」
「いっぱい出たね」
「うん」
「出よっか?」
拭いてしまって、個室から出ると、小水の便器のところに仁科さんがいた。
僕たちは、びっくりした。
仁科さんは、あそこをしまって、水道で手を洗った。
僕たちも手を洗った。
「せ、先輩、こ、こんにちは」
克樹君が、緊張して、挨拶した。
「あ、克樹。久しぶり」
「こんにちは」
僕も小さい声であいさつして手を洗った。
仁科先輩は、ハンカチで手を拭きながら、
「君ら、付き合ってんの?」
と直球できた。
「なんか、うちの学年でも、うわさになってるよ? 男同士で付き合ってる一年がいるって」
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