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俊也先生を救え 3
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「葉月先生、昨日から、いろいろあったよ」
「うん、大変だったみたいね」
「ねえ、葉月先生、俊也先生のこと好き?」
「どうして?」
「俊也先生、先生やめさせられないよね?」
「さあ?」
「葉月先生、俊也先生のことも、治療してあげて」
「どうして?」
「だって、俊也先生、不良につかまって、ロープで縛られて、猿ぐつわかまされてたの。はぁ……可愛かった」
「可愛かった、って」
葉月先生が笑った。
「本当に可愛かったんだから、色っぽかったって言えばいいのかな?」
「ふうん」
「でね、仁科先輩が、ち◯◯◯の先を、俊也先生の唇に押しつけたり、俊也先生のあそこ触ったりしたんだよ! それで、俊也先生の前でオナニーして、いっちゃったの! すごいびっくりした!」
「びっくりしたんだね」
「うん、うらやましかった。僕も俊也先生の触りたかったよぉ」
「ははは」
「でもがまんしたけど! 葉月先生だって、あの俊也先生を見たらそう思うと思うよ?」
「ふうん」
「可愛かったぁぁぁ」
「はいはい」
「ねえ、葉月先生と俊也先生って付き合ってる?」
「なんでそうなるの?」
「だってキスしたことあるでしょ」
「俊也が言ってたの? それ」
「そうだよぉ」
僕はかまをかけた。
「個人的なことは、答えられないんだよ」
「つまんない、教えてよぉ。ねえ、葉月先生と俊也先生ってエッチしたことある?」
「俺の話はいいから」
「俊也先生の話だよ」
「俊也の話もいいから」
「よくないよ、心配なの」
「わかった。俊也のことは、俺にまかせて」
「俺にまかせて!? ってことは、やっぱり付き合ってるの?」
「いやいや……勘弁してよ」
「いいなぁ。俊也先生と葉月先生がしてるとこ見たい」
「のぞくの好きなの?」
「俊也先生のことはね。あー、葉月先生がうらやましいよぉー」
「なぜ」
「俊也先生と付き合えるから。僕も俊也先生とあんなこととかしたい」
「克樹君は、勝平君と付き合えるからいいなあ」
「えーっ、葉月先生、僕のこと好きなのっ!?」
「ごめん。ふざけただけ。それといっしょでしょ? 克樹君がいるんだから」
「葉月先生でもいいよ、僕」
「おいおい、さっきのは冗談だからね」
「葉月先生のことも、好きだもん。だから二人がしてるとこ見たいの。ああ、見たい見たい」
ドアがノックされた。
「はい」
俊也先生が顔を出した。
「俊也先生!」
僕は駆け寄って抱きついた。
「先生、うわーん。今日、会えなくて寂しかった」
「俊也、中入れよ」
「あ、うん」
「ん? 俊也、中入れよ? 葉月先生が受け?」
「勝平君、何を言ってるんですか」
「俊也先生、明日も学校こないの? 先生やめさせられちゃうの?」
「やめさせられはしないと思うよ」
「ほんと?」
「うん。亜綱たちや仁科や勝平が正直に話してくれたからね」
「よかったぁ!」
僕は、嬉しくなった。
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