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46、悪女の断末魔
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「おお、来た来た」
翔太の楽しそうにスマホを弄る。えらく楽しそうだけどなにやってんだ?そして翔太は自分のスマホをスピーカーにして机に置いた。
『ちょっとー!!圭ちゃんに何させてんのよっ』
みさきの声が耳にキーンと響く。恭を抱き締めたままスマホに近づく。
「いや、俺がしたいからやったんだけど?」
『けーちゃん!?嘘だよね?何かの罰ゲームか何かだよね?』
「普通、そう思うよね?」
恭が呟いた。みさきには、それが聞こえてたようで、
『柳川っあんたけーちゃんの側にいんの!?離れなさい。しっしっ」
「はいっ」
恭は反射的に俺から離れようとしたから、ホールドする。
「今度逃げようとしたらここでキスすっからな」
「待って圭ちゃん。みんな見てるからっ」
「逃げなきゃいいんだよ」
『柳川っけーちゃんにタメ口きいていいと思ってんの!?』
「タメ口じゃないと嫌。こいびとだし」
「恋人!?&¥☆◯X」
みさきは分からないことを叫び始めた。
翔太はもう話しにならないと思ったのか終話をタッチした。
「まさに断末魔だったね」
翔太が言うと巴が爆笑していた。
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